プロダクト開発部エンジニアの永元です。
新年早々に「Slackマナー」がネット上で話題になりましたね。
「ネットで叩かれている「Slackマナー」は本当にアホらしいのか? 良しあしを真剣に考えてみた (1/2)」
単なる偶然ですがクラッソーネで1月10日にSlackの研修を実施しました。
せっかくなのでそのときの資料と様子をレポートとして公開いたします。
目次
クラッソーネのSlack利用における課題
- 投稿が少ない
- 一部のメンバーが熱心に投稿している
- 有益な情報共有がなされてもリアクションがあまりない
- デフォルトアイコンが多い
発言しやすい雰囲気とか文化だとか難しく考える前に、単にSlackについて知らないだけなのではないか?と研修の開催を決定しました。
研修の目標
「気軽に投稿できるようになる」
を目標にしました。簡単すぎるように見えるかもしれませんが、上手く使ってもらう、使いこなしてもらうにはまずここからです。
気軽さを重要視しており、研修という硬い雰囲気を払拭するためにも「Slackはムズカシクナイヨ」という簡単そうな・カジュアルなタイトルを設定しました。
内容
そもそもSlackをどう使っていいのか・何がだめなのかがわからなければ、気軽に投稿してもらうのは難しいだろうと考えました。そのため、最初に運用ポリシーを説明しました。
使い方を制限したくはないのと、ポリシーそのものが複雑になっては本末転倒なので自由でシンプルなポリシーにしています。
快適に使用するために重要なチャンネルの並べ方、通知の設定方法も資料内で説明しました。
チャンネルの並べ方
通知の設定
気楽に投稿してもらうという目標達成のために情報を詰め込みすぎないように意識し、コマンドなどの便利な機能については目の前で操作して見せるにとどめました。操作して見せる際には「覚えなくていいです、こんなことできるんだを知っておくだけでいいです」と強調して伝えました。
資料は下記に全編公開しています。
※公開用に研修時から編集を加えています。
所感
驚くほど熱心に聞いてもらえました。前で発表したかいがありました。また、質疑応答に確保していた10分が足りなくなりそうなほど質問してもらえたのは嬉しい誤算でした。いくつか「こういうことやりたいんですが〜」という質問に答えられなかったのは悔しかったです。
あとカメラが回っていたために、緊張で大量に汗をかきました。
※「研修を動画にとっておくと便利なんですよー」と研修開始5分前に言ったらささっと準備してくれました。
継続的な取り組みが最も重要
研修には手応えを感じましたが、それっきりではあまり効果はありません。
まだSlackの基本と可能性を知ってもらっただけです。組織としてもっとSlackを使いこなすためには継続的なフォローが重要だと思います。
例えば弊社では「Slackに関する質問チャンネル」「投稿がどう見えるかを試す練習チャンネル」を設けています。また、私がSlackマスターを自称することで誰に聞けば答えてくれそうか、どこで聞けばいいかを明らかにしています。
Slackマスターの活動例
※参加者は0人でした…
Slackマスターの戦いはまだ始まったばっかりだ!